発芽玄米は危険と思われている方もいるのではないでしょうか?ネット上の様々な情報に触れていく中で、

 

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発芽玄米って安全性大丈夫なの・・・?

 

そんな疑問・不安をお持ちの方のために、発芽玄米の正しい知識をつけていただき、安全性をきちんと理解してほしく以下文章にまとめてみました。

 

まず前提として、正しい手順で発芽した発芽玄米は、何ら危険な要素はありません。

 

むしろ危険という見解・意見が多いのは、全く発芽処理などをしていない一般的な玄米食に関してです。それぞれについて、一つずつ紐解いていきたいと思います。

玄米が危険と言われる理由

玄米食が危険だという見解があります。これは発芽処理をせず、玄米を水に浸すことなくいきなり炊飯器や圧力鍋で炊いた玄米食は危険だと示唆する意見のことです。

 

なぜ危険かと言うと、玄米に含まれるアブシジン酸という成分。この成分が人のエネルギー代謝機関を低下させ、低体温を引き金とした様々な不調を誘発するという見解が存在します。

 

少し詳しく説明すると、以下のようなロジックになっています。

 

  • 玄米には発芽を抑制する物質、アブシジン酸やフィチン酸が含まれる。
  • アブシジン酸はエネルギー産生器官であるミトコンドリアに悪影響を与え、低体温をはじめ、人体に不調をもたらす
  • フィチン酸はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルと結合し、玄米に含まれるミネラルを体に吸収するのを阻害する

 

つまり、体にとって良くないアブシジン酸と 、せっかくのミネラル分の吸収を阻害するフィチン酸が含まれている。ということです。

無毒化する方法

無毒化するには

  • ①水につけておく方法
  • ②玄米を炒る方法

 

2通りがあります。玄米を炒る方は一般的ではなく、熱によって胚芽が死んでしまい発芽玄米にすることができないので、 今回は省略したいと思います。

 

玄米を浸水&発芽させる方法はこちらを参照下さい。

玄米の発芽のさせ方&腐敗防止対策。最適な玄米の見極めポイントも

浸水させることでアブシジン酸は無害化され、 フィチン酸はイノシトールという成分に変化します。

 

このイノシトールというのは、脂肪肝や高脂血症などの治療にも使われる成分で、脂肪対策には非常に有用な物質だと考えられています。

 

さらに発芽が迫った状態になると、GABAという成分が増加します。 GABA には複数の作用が報告されており、 睡眠の質の向上やストレスの軽減などが期待できます。

圧力鍋での調理にも注意が必要

圧力鍋は簡単短時間で調理でき、非常に魅力的な調理道具ではありますが、玄米を調理する時は注意が必要です。

 

浸水させることなく圧力鍋で短時間で炊いてしまうと、 玄米が発芽モードにならず有害成分の無害化ができません。

 

また高温で炊くことによってアクリルアミドなどの発がん物質が発生する危険性もあります。

 

きちんと玄米を浸水&放置した上で、炊飯器や発芽玄米専用の炊飯器で炊くことを強くお勧めします。

市販玄米を発芽させる注意点

市販の玄米を自分で発芽させる場合、ものによっては発芽しない玄米も存在します。

 

特に高温乾燥処理されたものは、すでに胚芽が死んでいる可能性が高く、いくら浸水させても発芽することはありません。

 

つまり、発芽準備モードに切り替わることがないので、アブシジン酸やフィチン酸の無害化が進まないということです。

 

ですから、発芽しない玄米を食べる行為は極めて危険なのです・・・。もし、発芽させるのが手間であれば、既に発芽済みの玄米を購入するのも1つの手です。

 

ファンケルから発芽玄米が発売されているので、まずは少量お試してみるのも良いかもしれませんね。

ファンケルの発芽米